「安田成美さんが歌っていた『風の谷のナウシカ』って、映画の主題歌だったよね?」
そう思っている方、きっと私だけではないですよね。
1984年に公開された宮﨑駿監督の『風の谷のナウシカ』。
私にとっては、映画そのものと同じくらい、安田成美さんが歌う「風の谷のナウシカ」も印象に残っています。
ところが、改めて調べてみると、ちょっと意外な事実が分かりました。
実は、安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は、映画本編では流れていないのです。
「えっ、そうだったの?」
と思いますよね。
今回は、なぜ映画と安田成美さんの曲が強く結びついているのか、そして映画では実際にどんな音楽が使われたのかを調べてみました。
さらに、50代になった今だからこそ感じる、この曲の懐かしさについても私なりに書いてみたいと思います。
安田成美「風の谷のナウシカ」は1984年に発売された
安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は、1984年1月25日に発売された楽曲です。
安田成美さんのデビューシングルでもあります。
作詞を担当したのは松本隆さん。
そして作曲は細野晴臣さんです。
今振り返ってみると、とても豪華な組み合わせですよね。
1984年当時、安田成美さんは女優として活動する一方、『風の谷のナウシカ』のイメージガールとしても注目されていました。
そのため、「安田成美=ナウシカ」という印象を持った人が多かったのではないでしょうか。
私自身も、当時は映画とこの歌がほとんどセットになっているような感覚で覚えています。
だからこそ、後になって「映画の中では流れていなかった」と知ったときは、かなり驚きました。
「風の谷のナウシカ」は映画の主題歌ではなかった?
ここが一番気になるところですよね。
結論からいうと、安田成美さんが歌う「風の谷のナウシカ」は、映画のイメージソングとして制作された楽曲で、映画本編では使用されていません。
映画『風の谷のナウシカ』の音楽を担当したのは久石譲さん。
映画の中では、久石譲さんによる音楽が作品の世界観を支えています。
つまり、
「安田成美さんの曲=映画の主題歌」
と思っていた人にとっては、ちょっとした記憶違いだったということになります。
でも、これは無理もないと思うんです。
曲名が映画とまったく同じ「風の谷のナウシカ」。
しかも安田成美さんが映画のイメージガールを務め、当時から曲も大きく紹介されていました。
これなら、映画の主題歌だと思ってしまいますよね。
なぜ映画本編で使われなかったの?
では、なぜ安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は映画本編で使われなかったのでしょうか。
当初は映画の主題歌として考えられていましたが、宮﨑駿監督らが作品の世界観との相性を考え、本編では使用しないことになったとされています。
映画『風の谷のナウシカ』は、文明崩壊後の世界を舞台にした、とても重厚な作品です。
自然と人間の関係、戦争、環境破壊、生きることなど、さまざまなテーマが描かれています。
一方、安田成美さんの曲は、当時のポップスらしい柔らかな雰囲気があります。
この違いを考えると、
「映画の世界観には、久石譲さんの音楽のほうが合っていたのかもしれない」
と私は感じます。
これは、どちらの曲が良い悪いという話ではありません。
映画には映画の音楽があり、宣伝やイメージを広げるための楽曲には、また別の役割がある。
そう考えると、安田成美さんの「風の谷のナウシカ」が映画本編で使われなかったことも、少し納得できます。
映画の中で印象に残っているのは「ナウシカ・レクイエム」
『風の谷のナウシカ』を見たことがある人なら、あの独特な音楽を覚えているのではないでしょうか。
特に印象的なのが「ナウシカ・レクイエム」です。
幼い少女のような歌声から始まる、どこか不思議で切ない音楽。
安田成美さんの「風の谷のナウシカ」とはまったく違う雰囲気ですが、こちらもナウシカを象徴する音楽として長く記憶されています。
映画を思い出すと、安田成美さんの歌と久石譲さんの音楽が、私の中ではなぜか一緒になっているんですよね。
これも1980年代に青春時代を過ごした人ならではの感覚なのかもしれません。
50代になって聴く「風の谷のナウシカ」はちょっと特別
ここは、私自身がこの曲について感じていることです。
若いころは、ただ「懐かしい歌」という感覚でした。
でも50代になった今、改めて聴いてみると、曲そのものだけではなく、その時代まで一緒に思い出します。
1980年代のテレビ。
当時のファッション。
レコードやカセットテープ。
今のようにスマホですぐ好きな曲を聴ける時代ではありませんでした。
だからこそ、テレビから流れてきた曲や、お店で偶然聴いた曲が強く記憶に残っているのかもしれません。
安田成美さんの「風の谷のナウシカ」を聴くと、私は「ナウシカ」だけではなく、あの頃の自分まで思い出します。
これって、今の若い世代には少し分かりにくい感覚かもしれませんね。
でも、私たちの世代にとっては、歌が「思い出のアルバム」のような役割をしていることって、結構あると思います。
安田成美さんの歌声が今も印象に残る理由
安田成美さんの歌声は、いわゆる歌唱力を前面に出したタイプではありません。
でも、そこが逆に魅力だったのではないでしょうか。
透明感があって、どこか素朴。
そして、1980年代の空気を感じさせる声です。
「風の谷のナウシカ」という少し幻想的なタイトルにも、この歌声がよく合っていたと思います。
今の時代に同じ曲を聴いても、なぜか古臭く感じるというより、
「懐かしいなあ」
という気持ちが先に来る。
それだけ、この曲が私たちの記憶の中に残っているということなのだと思います。
2024年には「風の谷のナウシカ(2024 ver.)」も
さらに興味深いのが、安田成美さんが2024年に「風の谷のナウシカ(2024 ver.)」を発表していることです。
1984年から2024年。
なんと40年です。
40年前に歌った曲を、40年後にもう一度歌う。
これは、当時を知っている私たちにとっては、とても感慨深いですよね。
自分自身も40年近く年齢を重ねているわけですから、
「この曲が生まれた頃の自分」と「今の自分」を比べてしまいます。
若いころには分からなかった歌詞の意味や、曲の雰囲気が、年齢を重ねた今だからこそ違って聞こえることもあります。
昔の歌を今聴く楽しみって、こういうところにもあるのかもしれません。
「安田成美 風の谷のナウシカ」を検索する人が多いのはなぜ?
改めて考えると、「安田成美 風の谷のナウシカ」というキーワードで検索したくなる理由は、かなり分かります。
「映画の主題歌だった?」
「映画の中で歌っていた?」
「なぜ映画で流れなかったの?」
「安田成美さんはいつ歌った?」
「今でも聴ける?」
そんな疑問が次々に出てきます。
特に私と同じように、
「確か映画で流れていたと思ったんだけど……」
と記憶している人は、答え合わせをしたくなるのではないでしょうか。
そして調べてみると、実は映画本編では使われていなかった。
このちょっとした「記憶とのズレ」が、この曲の面白いところだと思います。
まとめ|安田成美「風の谷のナウシカ」は今も記憶に残る一曲
安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は、1984年に発売されたデビューシングルです。
映画『風の谷のナウシカ』のイメージソングとして知られていますが、映画本編では使用されていません。
映画の音楽を担当したのは久石譲さん。
それでも多くの人の中に、
「ナウシカといえば安田成美さんの歌」
という記憶が残っています。
私もその一人です。
そして、2024年には「風の谷のナウシカ(2024 ver.)」として再び歌われました。
40年という時間を考えると、本当に長く愛されている曲なんだなと思います。
50代になった今、昔の歌を聴くと、曲だけではなく、その頃の自分の姿まで思い出すことがあります。
安田成美さんの「風の谷のナウシカ」も、そんな一曲。
映画の主題歌ではなかったとしても、私にとっては、そして同じ時代を過ごした人にとっては、間違いなく「ナウシカの思い出」と一緒に残っている歌なのだと思います。
80年代トレンディドラマ女優一覧の記事
☟



コメント