ドラマ『VIVANT』を見ていて、どうしても気になった人物がいませんか?
それが、野崎の頼れる仲間として登場するドラムです。
大きな体で豪快に食事を楽しみ、いつもニコニコとした笑顔を見せるドラム。危険な場面でも機敏に動き、野崎をサポートする姿が印象的でしたよね。
ところが、ドラムにはほかの登場人物と大きく違う特徴があります。
それは、自分の声で話さないこと。
ドラムはスマートフォンを使って会話しますが、その声はかわいらしい女性の声です。
「ドラムは本当に声が出せないの?」
「なぜ自分でしゃべらないの?」
「スマホから聞こえる声は誰が担当しているの?」
こんな疑問を持った人も多いのではないでしょうか。
実は、ドラムがしゃべらないのにはドラマならではの設定があり、演じている富栄ドラムさん本人のエピソードを知ると、さらに面白くなります。
今回は、『VIVANT』のドラムがしゃべらない理由から、スマホの声の正体、富栄ドラムさんが役に選ばれた意外な経緯まで紹介します。
※この記事は2023年放送の『VIVANT』第1シーズンを中心に紹介しています。
『VIVANT』のドラムがしゃべらない理由は?実はスマホで会話していた!
結論からいうと、ドラムがしゃべらないのは、ドラマの中で声を出さず、スマートフォンの翻訳アプリを使って会話するキャラクターとして描かれているからです。
ドラムは野崎の仲間として行動し、日本語を理解している様子も見せています。
しかし、劇中では自分の声で話すことはありません。
代わりに、スマートフォンの翻訳アプリを使い、機械音声を通して自分の意思を伝えています。
この設定が、ドラムの大きな特徴になっています。
私が面白いと思ったのは、普通なら会話が難しくなりそうな設定なのに、ドラムの場合はまったく不自然に感じないことです。
むしろ、スマホから声が流れるまでの間や、音声を聞いているときの表情まで楽しめてしまいます。
言葉を発しないのに、何を考えているのかが伝わってくる。ドラムは、そんな不思議な魅力を持ったキャラクターですよね。
富栄ドラムは本当に声が出せない?本人の発言からわかること
ここが、この記事で一番気になるところではないでしょうか。
結論として、富栄ドラムさん本人が声を出せないという意味ではありません。
ドラムがしゃべらないのは、あくまでも作品の中のキャラクター設定です。
富栄ドラムさんは、役が決まった当時のインタビューで、セリフがないことについて「良かった」という趣旨の発言をしています。
当時は俳優としての経験が少なく、セリフをきちんと話せるか不安だったため、しゃべらない役なら何とかできると思ったそうです。
このエピソードは、個人的にとても興味深いと思いました。
最初から演技に自信があったわけではなく、セリフがないことに安心していたというのです。
でも、実際にドラマを見てみると、ドラムは単にセリフがないだけの役ではありませんでした。
笑顔や目の動き、ちょっとした仕草で感情を伝え、野崎とのやり取りにも自然な温かさを生み出していました。
セリフがないから簡単というわけではなく、むしろ言葉に頼れない難しさがあったのではないでしょうか。
ドラムのスマホの声は誰?声優・林原めぐみが担当!
ドラムがスマートフォンを使って話すとき、聞こえてくる女性の声。
この声を担当しているのは、声優の林原めぐみさんです。
林原めぐみさんといえば、数々の人気アニメで活躍してきた実力派声優です。
ドラム本人の大きな体格や柔らかな表情と、スマホから聞こえる女性の声。
この組み合わせが、なんとも言えないかわいらしさを生み出していました。
しかも、スマホの音声が流れることで、ドラムの表情や動きにも自然と目が向きます。
私は、ドラムが何かを伝えようとしているときの表情が特に好きでした。
声が聞こえる前から、うれしいのか、驚いているのか、困っているのかが伝わってくるんですよね。
林原めぐみさんの声と富栄ドラムさんの表現力。この組み合わせは、まさに『VIVANT』ならではの魅力だと思います。
なぜ富栄ドラムが選ばれた?実はエキストラから大抜てき!
ドラム役を演じている富栄ドラムさんは、もともと俳優として広く知られていた人物ではありません。
実は、元力士という異色の経歴を持っています。
富栄ドラムさんは大相撲で活躍し、2021年に現役を引退。その後、俳優の道を目指しました。
そして、『VIVANT』のオーディションには、当初エキストラとして参加したそうです。
ところが、そこで福澤克雄監督の目に留まり、ドラム役に抜てきされることになりました。
本人のインタビューによると、監督が富栄ドラムさんの笑顔や雰囲気を見て、ドラム役にぴったりだと感じたことがきっかけだったそうです。
最初から主役級の役を狙っていたわけではなく、エキストラとして参加したことが大きなチャンスにつながったのです。
こうした経緯を知ると、まさに運命的な出会いだったようにも感じます。
もしオーディションに参加していなかったら、あの愛らしいドラムは生まれていなかったかもしれませんね。
しゃべらないのに人気!ドラムの魅力は表情と笑顔にあった
『VIVANT』には、堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、役所広司さんなど、実力派の俳優が数多く出演しています。
そんな豪華な出演者の中でも、ドラムは強い存在感を放っていました。
その理由は、やはり表情の豊かさではないでしょうか。
1.笑顔だけで場の空気を明るくする
ドラムの笑顔には、不思議な安心感があります。
緊迫した展開が続く『VIVANT』の中で、ドラムが登場すると、少し空気が和らぐように感じました。
大きな体とのんびりした笑顔の組み合わせも、印象に残りますよね。
2.言葉がなくても感情が伝わる
驚いたときの顔、うれしそうな顔、困ったときの表情。
ドラムはセリフがない分、細かな表情や動きで気持ちを伝えています。
富栄ドラムさんは、福澤克雄監督から表情の作り方について指導を受けたことも語っています。
セリフに頼らず、気持ちを表現するというのは、考えてみるとかなり難しい演技ですよね。
3.元力士ならではの身体能力
ドラムは、見た目のかわいらしさだけでなく、行動力も抜群です。
危険な場面でも素早く動き、野崎をサポートする姿には頼もしさがあります。
元力士という経歴も、ドラムの身体能力や存在感に生かされているのでしょう。
ただ大きくて優しいだけではない。いざというときに頼りになるところも、ドラムが愛される理由だと思います。
ドラムと野崎の関係が好き!言葉を超えた相棒の魅力
私が『VIVANT』を見ていて好きだったのが、野崎とドラムのコンビです。
野崎は阿部寛さんが演じる、頭の回転が速く頼りになる人物。
一方のドラムは、スマホの音声で会話しながら野崎をサポートします。
普通に考えれば、会話のテンポが悪くなってもおかしくない設定です。
それなのに、二人のやり取りはとても自然で、見ていて楽しいんですよね。
野崎の真剣な表情と、ドラムのにこやかな表情。
この対照的な組み合わせが、作品の中でいいアクセントになっていました。
特に、ドラムが野崎の意図を理解して行動する姿を見ると、二人の間には言葉以上の信頼関係があるように感じます。
私は、こういうコンビがドラマにいると、つい応援したくなってしまいます。
ドラムは単なるサポート役ではなく、野崎にとって欠かせない相棒だったのではないでしょうか。
まとめ|『VIVANT』のドラムがしゃべらないのは本人の声の問題ではなかった!
『VIVANT』のドラムがしゃべらない理由について紹介しました。
今回のポイントを整理すると、次のとおりです。
- ドラムがしゃべらないのは、作品の中のキャラクター設定。
- 劇中ではスマートフォンの翻訳アプリを使って会話している。
- スマホから聞こえる女性の声は、声優の林原めぐみさんが担当。
- 富栄ドラムさん本人が声を出せないという意味ではない。
- 富栄ドラムさんは元力士で、エキストラとして参加したオーディションをきっかけにドラム役に抜てきされた。
- セリフがない分、笑顔や表情、身体の動きが大きな魅力になっている。
最初は「なぜドラムはしゃべらないの?」という小さな疑問だったかもしれません。
でも、富栄ドラムさんの経歴や役に選ばれた経緯を知ると、さらに応援したくなりますよね。
私自身、ドラマを見ていて、セリフが少ないのにこれほど印象に残る俳優さんがいることに驚きました。
『VIVANT』は緊迫したストーリーや複雑な人間関係が見どころですが、ドラムのような愛されるキャラクターがいるからこそ、作品に温かさも生まれていたのだと思います。
もう一度『VIVANT』を見返すなら、ぜひドラムの表情に注目してみてください。
しゃべらないからこそ伝わる魅力。ドラムは、そんな特別な存在だったのではないでしょうか。
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